1月3日、東京・ディファ有明に1,500人（超満員札止め）の観衆を集めて開催された『大プロレス祭り2017』
で期待の大型新人・岡倫之が永田裕志を相手にデビュー戦に臨んだ。岡は2012年に全日本レスリング選手権
大会フリースタイル120kg級に優勝した他、アマチュア格闘技10種目のタイトルを獲得している猛者。
試合は永田が脚を取ってのテイクダウンでスタート、グラウンドの攻防から岡がショルダータックル、
ホイップ、ボディスラム、逆エビ固めで攻勢に出るも永田は強烈なキックでプロの洗礼を浴びせる。
会場には岡コールも湧き上がったが、最後は永田がエクスプロイダーからナガタロックIIを決めて決着
（9分5秒）。永田は「岡は頭も動きも柔軟だし、気持ちも強い。凄い潜在能力を持っているので、今の新日本
のヘビー級戦線とは違う、重みのある重くてスピードがあってパワフルなヘビー級選手になってほしい」と
期待を寄せた。