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東京スポーツ新聞社制定『2015年度プロレス大賞』の選考会が7日、都内で開かれ、IWGPヘビー級王者・オカダ・カズチカが2年ぶり3度目のMVPに選ばれた。またオカダは、11月15日に両国国技館で行われた天龍源一郎との一騎打ち（天龍引退試合）がベストバウト（年間最高試合賞）に選ばれ、ダブル受賞となった。MVPはオカダと天龍の争いとなったが、選考委員の投票の結果、オカダが11票で、8票の天龍を上回った。また、技能賞には「こけし」でブレークした本間朋晃が選出された。この日、新日本プロレス事務所で喜びの会見を行ったオカダは「一番悔しいの棚橋さんなんじゃないかなと思います。『並ばれた』と今頃、思ってるんじゃないかなと...。別にボクは並んだつもりはないですし、トップが6回（アントニオ猪木がMVPを6度受賞）ですよね？　その記録は超えるでしょう」と、猪木超えも高らかに宣言した。各賞受賞者は以下の通り。

◆『2015年度プロレス大賞』受賞者
＜MVP＞オカダ・カズチカ（新日本プロレス）
＜ベストバウト＞天龍源一郎 vs オカダ・カズチカ（11月15日、東京・両国国技館）
＜最優秀タッグ賞＞大仁田厚、長与千種組
＜殊勲賞＞鈴木みのる
＜敢闘賞＞岡林裕二（大日本プロレス）
＜技能賞＞本間朋晃
＜新人賞＞該当者なし
＜女子プロレス大賞＞紫雷イオ（スターダム）
＜特別功労賞＞天龍源一郎