オカダ、レインメーカーで天龍を介錯(天龍プロジェクト11・15両国大会)

2015年11月16日(月)

天龍源一郎の引退興行が15日、東京・両国国技館に10,522人(超満員札止め)の観衆を集めて開催された。
1976年11月13日にプロレスデビュー、約40年間に及ぶレスラー生活にピリオドを打つ最後の相手に天龍が指名したのは、現IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ。試合は、逆水平チョップ、グーパンチ、サッカーボールキック...と天龍がゴツゴツした"昭和のプロレス"で攻勢に出れば、オカダはスピードと空間を使った"平成のプロレス"で対抗。激闘の末、17分27秒、オカダがレインメーカーからの片エビ固めで3カウントを奪い、昭和のレジェンドを"介錯"した。
引退セレモニーでは、かつてのライバルであるスタン・ハンセン、テリー・ファンクが登場し、花束を贈呈。天龍は「皆さん、俺は本当に! 腹いっぱいのプロレス人生でした。もうこれ以上、望むものは何もありません。ありがとうございました!」とマイクで挨拶、10カウントゴングでレスラー人生に終止符を打った。

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