石井、ミルコに雪辱ならず(IGF 12・31両国大会)
2015年01月01日(木)IGF『INOKI BOM-BA-YE 2014』が大晦日の12月31日、東京・両国国技館に8550人の観衆を集めて開催された。
メインエベントのIGFチャンピオンシップでは、王者ミルコに前王者・石井慧が挑戦。8月の対決ではミルコのヒジ打ちで流血した石井が無念のドクターストップで王座を明け渡し、雪辱を期しての再戦となったが、1R、2Rと石井はテイクダウンを奪うも攻めきれず。2R終了間際にミルコが放った左ハイキックが側頭部を捕らえ、さらに強烈な左アッパー。石井が倒れ込むと同時に2R終了のゴングが打ち鳴らされたが、ミルコのハイキックで頭部から大流血した石井はインターバルの間も立ち上がれず、そのままTKO負けとなった。
試合後は藤田が「おい、ミルコ。次は俺だからな!」と挑戦をアピール。騒然とした幕切れとなった。
小川直也、ジョシュ・バーネット組vs藤田和之、ミノワマンのタッグ対決は、乱入した白覆面が場外で藤田を襲撃する中、小川がミノワマンをSTOで葬った。