12月31日、東京・両国国技館で開催される『INOKI BOM-BA-YE2013』のメインカードとして藤田和之vs石井慧の対決が決定した。藤田が保持するIGFチャンピオンシップを賭けての激突となるが、試合は総合格闘技ルールで行われる。
29日、都内で両選手とアントニオ猪木IGF会長が出席しての発表会見が開かれ、5度目の防衛戦に臨む藤田は「戦う者としての使命、ベルトを持つ者としての宿命で戦います。今まで彼がたどってきたものを気にしながら見てきたが、どれだけ彼が成長してきたのかを楽しみながら肌で感じたい。勝つのは当たり前。凄い試合をします！」と勝利宣言。
一方「一番、強い人と戦いたい」と公言していた石井は「自分の力を全て藤田選手にぶつけます。初のベルト挑戦なので一度は獲ってみたい」とベルト奪取に意欲を見せた。
猪木も「今年は師匠・力道山の没後50年という節目の年。（力道山は）戦後、日本の復興の大きな力となった。政治も経済も来年は新しいスタートとなるが、新しい格闘プロレス界の幕開けとなるような試合をしてほしい」と期待をかけた。