春の本場所『NEW JAPAN CUP』開幕を翌日に控えた10日、『旗揚げ記念シリーズ』最終戦がアクトシティ浜松に2,650人（超満員）の観衆を集めて開催された。
メインエベントではIWGPヘビー級王者・棚橋弘至がIWGPジュニア・タッグ王者組のKUSHIDA＆アレックス・シェリーと王者トリオを結成。一方、NEW JAPAN CUP昨年度覇者の後藤洋央紀はIWGPジュニア・ヘビー級王者のプリンス・デヴィット、パートナーの田口隆祐と"Apollo555"を復活させて、この試合に臨んだ。
両チームの激しい攻防戦から、最後は後藤がKUSHIDAを昇天・改でフォール。「討ち取ったりー！」とマイクで絶叫すると「明日からのNEW JAPAN CUP、この俺が必ず勝って4度目の優勝を成し遂げたいと思います！　必ず成し遂げます！」とV4宣言。
IWGP王者として優勝者の挑戦を受ける棚橋も「春になると、後藤強えな。NEW JAPAN CUP本命は後藤のような気がしてきたよ」と、その勢いに舌を巻いた。