藤田、消化不良の勝利に怒り爆発(12・31両国『INOKI BOM-BA-YE』)

2013年01月01日(火)

『INOKI BOM-BA-YE 2012』が大晦日の12月31日、東京・両国国技館に8778人の観衆を集めて開催された。
メインエベントの"闘魂継承者対決"は、ゴング前に奇襲攻撃を仕掛けた小川直也が胴締めスリーパーで攻勢に。藤田がリング下にエスケープすると、小川はオープンフィンガーグローブを外して"ケンカファイト"をアピール。これに呼応して素手となった藤田が横殴りのパンチからダウンした小川に鉄拳を振り下ろしたところで、田山レフェリーが試合をストップ。8分27秒、呆気ないレフェリーストップによる消化不良の結末に場内は騒然となった。
アントニオ猪木会長がリングに上がると藤田は「おい、会長! 何だよこれ! また仕掛けたな? やりたきゃテメーら二人でやってろ。俺はやめた!」と吐き捨てて退場。小川も「俺は納得いかねえ! 何だこれは?」とマイクでアピールし、引き揚げてしまった。
猪木は「テメエらが怒るのが遅すぎるんだ。10年前だったら天下が取れたんだよ!」と一喝。客席から湧き起こった「もう一回」コールに「ふざけんな、この野郎!」とブチ切れると「1、2、3、ダァーッ!」で強引に大会を締め括った。

オンラインショッピング