木谷会長が1・4ドームで桜庭のセコンドに

2012年12月20日(木)

19日、新日本プロレスの木谷高明会長が都内のブシロード本社で緊急会見を開き、1・4東京ドーム大会で中邑真輔のIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦する桜庭和志のセコンドにつくことを表明した。
70年代から新日本のファンだったという木谷会長だが「2000年代はどちらかと言うとPRIDEの方に惹かれ、桜庭さんの活躍をずっと追い続けていた」「05年に新日本の『アルティメット・クラッシュ』を観に行った時は、あまりにも"格闘技もどき"だったので、途中で帰った」と告白。
桜庭と柴田勝頼が8月のG1に乗り込んだ際、菅林直樹社長が「格闘技もどきの中途半端なプロレスは不要」と拒絶反応を見せたが「これは僕に言わせると、天にツバを吐くような発言。要するに"自分(新日本)のことを言ってるんじゃないの?"と。その日からずっとひっかかるものがあった」と木谷会長は心境を明かし「今回は会長という立場ではなく、個人としての気持ちを優先して、桜庭選手のセコンドに付かせてほしいと申し入れ、会社の了承を得た」と説明した。
会見に同席した桜庭は「レフェリーの見ていないところで、相手の脚すくってもらっていいですか?(笑)」と悪のりコメント。菅林社長は「僕は新日本プロレスの人間ですから、当然、中邑選手を応援しますが、大会運営責任者なのでリングサイドまで行く余裕はないですね」とクールに話した。
 

オンラインショッピング