大晦日に開催される『INOKI BOM-BA-YE 2012』(東京・両国国技館）でIGF王者・藤田和之と小川直也の一騎打ちが正式決定。26日、都内でアントニオ猪木会長と藤田が会見し、発表した。
藤田は99年１・4東京ドームでの小川vs橋本真也（故人）戦について触れ「小川は寝首をかくようなまねをした。俺に言わせればプロの仕事でもなんでもない。あいつ、ちゃんとしたプロの仕事したことないでしょ？　アマチュアだから、闘いで見せてない」と痛烈批判。当時、橋本さんの付き人だった藤田は「ああいうハンパな奴は片付けないと...。やるなら正面から斬りつけ合う。果たし合いで、あいつの化けの皮を剥いでつぶす！」と、師匠の敵討ちを誓い「（ベルトをかけないのは）賭ける価値のない相手だから」と、不敵な表情で言い切った。この日、小川は会見に出席しなかったが、猪木会長は「小川も相当やる気になっている。猪木イズムというものをどんな形で見せてくれるのか楽しみ」と期待を寄せた。