シリーズ最終戦は棚橋が締めた(11・4静岡大会)
2012年11月05日(月)『Road to POWER STRUGGLE』最終戦が4日、ツインメッセ静岡で開催された。メインエベントは11・11大阪で行なわれるIWGPヘビー戦・棚橋vs高橋裕二郎、IWGP IC戦・中邑vsアンダーソン、IWGP挑戦権利証争奪戦・オカダvs後藤のトリプル前哨戦(8人タッグマッチ)。試合前、高橋は「チャラいチャンピオン、チャラ橋弘至! この前『チャラいのは大阪で卒業する』って言ってたけど、やめたほうがいいんじゃないか? アンタからチャラいの取ったら、な~んも残んねぇからよ。これマジ!」と棚橋を激しく挑発。試合はこの二人の先発でスタートし、いきなり噛みつき攻撃からカウンター・フロントスープレックスを放つ高橋に対し、棚橋はコーナー2段目からのフライングボディアタックで反撃。めまぐるしい攻防戦から最後は真壁がキングコングニードロップで石井を仕留め、王者組が勝利を収めた。試合後、棚橋と高橋、アンダーソンと中邑、後藤とオカダが一触即発の睨み合い。勝負を決めた真壁からマイクのバトンを受けた棚橋は「大阪でこのベルトを防衛して、また絶対チャンピオンとして帰って来ます!」と、静岡のファンに約束し、エアギターと「愛してまーす'!」の決めゼリフでシリーズ最終戦を締め括った。