『Road to POWER STRUGGLE』第5戦が28日、ニューサンピア高崎で開催された。
メインエベントでは、IWGPヘビー級王者・棚橋弘至がプリンス・デヴィット、田口隆祐とトリオを組み、11・11大阪で同王座に初挑戦する高橋裕二郎と6人タッグ前哨戦（パートナーはロウ・キー、ブライアン・ケンドリック）。試合はこの日も棚橋と高橋の先発でスタート、中盤の対決シーンでは高橋がカウンターのフロントスープレックスを決めれば、棚橋はカウンター低空ドロップキックで反撃した。最後は田口を捕獲した高橋がカウンターラリアットから、ぶっこ抜きジャーマンで3カウント。IWGP前哨戦3連敗中だった高橋が巻き返しの勝利を飾った。
試合後「棚橋、いや、チャラ橋！　このあいだの試合で俺の決めゼリフ、パクッたよな？　だからよ、今日は俺がお前の決めゼリフ言ってやるぜ！」とアピールすると「実は棚橋弘至はジジィ、ババァ、ヤロー、ガキが大嫌い！　かわいくて、すぐヤ○る女だけ、愛してまーす！」と棚橋を挑発。さらに「棚橋とは違う曲でよろしく」と音響スタッフに要求すると、ムーディーなメロディーに合わせて腰をクネらせながらエアギターならぬ"エロギター"を敢行。最後は「これマジ！」の決めゼリフで大会を締めた。