『Road to POWER STRUGGLE』第3戦が25日、豊橋市体育館で開催された。
メインエベントでは、IWGPヘビー級王者・棚橋弘至が真壁刀義、後藤洋央紀とトリオを組み、11・11大阪で同王座に初挑戦する高橋裕二郎と6人タッグ前哨戦（パートナーはオカダ・カズチカ、YOSHI-HASHI）。試合前、高橋はマイクを掴むと「大阪で俺がそのベルトを獲った後は、お前にはそのチャラいコスチュームとチャラい髪の毛しか残んねぇ。だから名前を"チャラ橋弘至"に変えちゃったら!? 」と、棚橋を挑発。両者の先発でスタートした試合は、めまぐるしい攻防戦から中盤、棚橋が高橋をフライングフォーアーム、ダイビング・サンセットフリップで攻め立て、高橋もカウンターのフロントスープレックス、フィッシャーマンバスター、インカレスラムで反撃。ぶっこ抜きジャーマンとラリアットは棚橋がかわし、スリングブレイドで逆襲した。最後はYOSHI-HASHIを捕らえた棚橋がハイフライフローを決めて勝利。IWGP前哨戦は前夜に続き棚橋の連勝となった。
試合後はマイクを掴むと「オイ、裕二郎！　言われっぱなしじゃ悔しいから、お前に一つ言っといてやる。IWGPは遠いぞ！」とアピールした。