飯伏、IWGPジュニア王座初防衛(9・7後楽園大会)

2012年09月08日(土)

新日本プロレスの9月シリーズ『Road to DESTRUCTION』が8日、東京・後楽園ホールで開幕した。
メインエベントでは7・29後楽園大会で第64代IWGPジュニア・ヘビー級王者となったDDTの飯伏幸太にKUSHIDAが挑戦。
デビュー6年目でなんとか結果を出したいKUSHIDAは、気迫全開の猛攻で飯伏をあと一歩まで追い込んだものの、最後はシットダウン式ラストスライドに轟沈(25分10秒、エビ固め)。王座初防衛に成功した飯伏に対し、前王者ロウ・キー、田口隆祐が挑戦をアピールした。
セミファイナルでは、来年1・4東京ドームでのIWGP挑戦を宣言しているオカダ・カズチカが中邑真輔をパートナーに、後藤洋央紀、カール・アンダーソン組とタッグ対決。めまぐるしい攻防戦からG1準優勝のアンダーソンが中邑をガンスタンでフォール。オカダを倒してIWGP王座挑戦の権利証奪取を目論むアンダーソンは「今日は世界のトップクラスであるシンスケを倒して自分の実力を証明できた。次はオカダに勝って、俺がドームのリングに立つ!」と宣言した。
またこの日、試合開始前には、9月1日に亡くなられたプロレス評論家の菊池孝さん(享年79)を悼む10カウントゴングが打ち鳴らされ、遺影を持った坂口征二相談役と共に、選手、関係者、観客が黙祷を捧げた。

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